小笠原育児釣行記 10月17日 2日目 島は高いよ
はるちゃんのミルクで起きる。
朝5時、船内の給湯室でミルクを作り、授乳。
2等和室の為、はるちゃんがグズらないよう気配りが、、、と思っていたが全然グズらなかった。
妻とはるちゃんが一緒に寝てくれている間に甲板へ。
ちょうど日の出の時間。
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生暖かい風が、すでに南国に来ていることを物語っていた。
5時38分、雲の彼方に太陽が顔を出し始めた。
釣りをしていると朝日をしょっちゅう見ているため、そこまでの目新しさはない。
贅沢な話なのかもしれない。が無料です。
船内に戻りもう一眠りにつく。
8時ごろ、はるちゃんが起き出し2等和室を巡回していた。
最近は腹這いのスピードが速くなり、危険。
これが歩き回りだすと考えると本当にリードが必要なのかもと思う。
途中、電波が入り出したころ、ふと地図を見てみると見えた島は西島。
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あー、小中学校に西嶋さんがいたなとふと思い出し、インスタで写真と共に生まれ故郷を送っておいてあげた。
波の影響で多少遅れるとのことだったが12時前には父島の港に着いた。
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港に着いても我々に出迎えはない。
レンタカー屋に電話をすると5分後にお迎え。
2カ月の長期リース。
テレワークですかというが、確かにテレワークも可能な電波環境である。
いや、むしろ支社が欲しい・・・
左遷、島送りパターン的な・・・
さて、今回は妻が懇意にしているダイビングショップのオーナー所有のアパートを借りる手筈になっている。
1年間、誰も住んでなかったという部屋は、1K、ユニットバス。
昭和の新婚夫婦のドラマでは鉄板の間取りである。
あらかたの荷物はゆうパックで送った。大体は夕方に届くとのこと。
持ってきた荷物を整理し、おそらく足りないであろう食器、野菜等々を買い出しに。
「なんでも売ってるからとりあえず覗いてみれば?」っとオーナー。
それは小笠原の地域福祉センター内にある「あゆみの店」
なんと、お皿が10円から売っている。服も50円~、フライパンも100円、ナイフ、フォークも10円。
結局、いろいろ購入して普通なら3,000円かな?って量でも350円で済んだ。
コスパ大好きカズヤがいたらきっと歓喜の涙を流していただろうコスパ。
ちなみに、不要物はここに寄付できるらしい(家電は不可)
島内の生協は船が来た日はすごく混む。
週に一度の新鮮なものが手に入る。そういうことらしい。
島では基本的に釣った魚で生活するつもりであるが、非常食として鶏肉を購入。
鹿児島産鳥もも肉100グラム140円(冷凍)。
う~ん。まぁ高い。
他にも普通の値段のものから3倍近く高いものまで様々であった。
島の暮らしも大変である。
アパートに戻り、荷物を確認するもまだゆうパックは来ていない。
東京から送った調理器具もまだ未着。当然、釣り具も。
この日は少し疲れていたこともあり、夜は残っていたおやつのポテチを食べて寝たのであった。